9分で読めます 2026年6月7日

Odysseus AI Ollama設定:ローカルモデルを接続する手順

Dockerとネイティブ環境でのOdysseus AI Ollama設定を、endpoint例、モデル確認、providerエラーの切り分けと一緒に整理します。

Odysseus AI Wiki
Odysseus AI Wiki
Odysseus AIの公開ドキュメントとローカルなセルフホスト運用例に基づく、非公式の編集メモです。

要点: Docker上のOdysseus AIからホストのOllamaへ接続する場合は、まず http://host.docker.internal:11434/v1 を試します。同じMacやPCで両方をネイティブ実行する場合は http://127.0.0.1:11434/v1 から始めます。Ollamaが起動し、モデル一覧に対象モデルがあることを確認してからproviderを変更してください。

Odysseus AIとOllamaの設定では、Ollamaが正常に応答することと、Odysseus AIが実行環境から正しいendpointへ到達できることを分けて確認します。このページではDockerからホストへ接続する場合、Windows/Linux/macOSのネイティブ設定、ローカルモデルの確認例、接続後にモデルが表示されない場合のFAQをまとめます。

実行環境に合うOllama endpointを選ぶ

Odysseus AI Ollama設定で多い失敗は、ネイティブ環境のlocalhostをDockerコンテナ内へそのままコピーすることです。endpointはインストール場所ではなく、Odysseusのプロセスから到達できるアドレスで決めます。

Odysseus AIがDocker、Ollamaがホストなら host.docker.internal:11434/v1 を使います。同じマシンで両方をネイティブ実行するなら 127.0.0.1:11434/v1 を試します。接続確認とモデル一覧の確認を先に行い、promptやagentの問題と混同しないようにします。

DockerからホストOllamaへ接続するendpoint
http://host.docker.internal:11434/v1

DockerからホストのOllamaへ接続して確認する

Dockerを使うOdysseus AI Ollama設定ではネットワーク境界をまたぎます。コンテナ内のlocalhostはコンテナ自身を指すため、ホスト側のendpointを明示し、Ollamaが到達可能なアドレスで待ち受ける必要があります。

最初の確認はローカルに限定します。ポートを公開したりモデル名を変えたりする前に、コンテナからOllamaへ一つの経路が通ることを確認してください。

1. 必要な場合はOllamaをloopback以外でも待ち受けるよう起動する

DockerからOllamaへ到達できない場合は、明示的なhost bindingでOllamaを起動します。ネットワーク公開を理解していない限り、信頼できるローカル用途に限定してください。

OLLAMA_HOST=0.0.0.0:11434 ollama serve

2. Ollamaに少なくとも1つのモデルがあることを確認する

Ollamaがまだ何も取得していない場合、Odysseus AIがendpointへ接続できても有効なモデルは表示されません。接続だけを試すなら、まず小さなモデルを取得します。

ollama list
ollama pull llama3.2:3b

3. Odysseus AI設定にDockerのエンドポイントを入力する

モデルまたはサービス設定でOpenAI互換のbase URLを使います。このDocker-to-host構成では、Docker platformを別設定にしていない限りlocalhostを使いません。

http://host.docker.internal:11434/v1

4. プロンプトを調べる前にコンテナの状態を確認

Odysseusサービスが不調なら、まずそこを直します。モデルendpointでは、壊れたコンテナ起動、欠落した環境ファイル、不健康な依存関係は直せません。

docker compose ps
docker compose logs --tail=120 odysseus

Windows・Linux・macOSのネイティブOllama設定

Odysseus AIとOllamaを同じOSセッションでネイティブ実行する場合、localhostは通常そのマシンを指します。アプリのUIポートは環境で変わることがありますが、OllamaはOLLAMA_HOSTを変更していなければ11434が一般的です。

Macの導入判断は既存のmacOS設定ガイドへ、Windowsやハードウェア計画は要件ページへ進み、接続ガイドに別の検索意図を混ぜないようにします。

セットアップ 最初に試すエンドポイント 確認する点
WindowsネイティブOdysseus + Windows Ollama http://127.0.0.1:11434/v1 両方のサービスを同じWindowsマシンでネイティブ実行する場合はlocalhostを使います。
LinuxネイティブOdysseus + Ollama http://127.0.0.1:11434/v1 どちらかのプロセスがバックグラウンドサービスとして動く場合は、サービス権限を確認します。
macOSまたはApple Siliconのネイティブ経路 http://127.0.0.1:11434/v1 Odysseus UIのポートは異なる場合がありますが、Ollamaは通常11434のままです。
Docker上のOdysseus + ホストOllama http://host.docker.internal:11434/v1 コンテナのlocalhostはホストマシンではないため、Dockerのホスト名を使います。

Odysseus AI Ollamaのプロバイダーとエンドポイントエラーを直す

エラーはOllamaのプロセス、到達可能なendpoint、モデル一覧、provider設定、promptの順に確認します。この順序ならネットワーク問題をモデル品質の問題と取り違えません。

症状 考えられる原因 対処
接続拒否 Ollamaが起動していないか、Odysseusから到達できない場所だけで待ち受けています。 Ollamaを起動し、11434ポートを確認して、Docker-to-hostテストには明示的なOLLAMA_HOST bindingを使います。
ホストのブラウザは動くがDockerでは失敗する endpointがコンテナ内のlocalhostを使っています。 endpointを http://host.docker.internal:11434/v1 に切り替えます。
モデルが表示されない モデルを取得していないか、モデルtagが間違っています。 ollama listを実行し、小さなモデルを取得して正確なtagを選びます。
最初の応答が遅い モデルの読み込み中か、マシンに対して大きすぎます。 agent、tool、ドキュメントの前に小さなモデルをテストします。
予期しないLAN公開 信頼境界なしでサービスが全インターフェースにbindされています。 ファイアウォール、VPN、認証を意図して設定していない限りlocalhostのみのbindへ戻します。

信頼する前の最終チェックリスト

動作する設定では、これらの確認を順番に通します。最初の失敗で止まり、その層を直してから先へ進んでください。

  1. ホスト上のOllamaが応答し、ollama listにモデルが表示される。
  2. OdysseusサービスがDockerまたはネイティブログで正常です。
  3. endpointがruntimeの構成と一致している。
  4. 大きなagentやドキュメントworkflowの前に、小さなpromptが動作する。
  5. LANへの公開は認証され、意図したものになっている。
最初はローカルのままにする

Odysseus AIをOllamaに接続するために、どちらかのサービスをインターネットへ公開する必要はありません。認証、ファイアウォール、リバースプロキシの動作を意図して決めるまではローカルに保ちます。


2026年版:Odysseus AI Ollama設定の確認メモ

モデル名を変更する前に、実行環境の境界とbase URLを確認します。同じOllamaでも、ネイティブプロセスならlocalhost、コンテナならhost.docker.internalが必要になることがあります。

まずモデル一覧を確認し、Odysseus AIと同じ実行層からendpointをテストしてからprovider設定を保存します。最初のリクエストが失敗しても、接続確認前にモデルtagを変えないでください。

検証項目 望ましい結果 失敗した場合
Ollama 単体確認 ホスト上で Ollama が応答し、利用するモデルタグが存在する。 Ollama を起動し、軽量モデルを pull してから再確認します。
Docker からホストへ接続 コンテナ内の Odysseus は host.docker.internal:11434/v1 を使う。 localhost を使っていないか確認し、Docker とホストの境界を切り分けます。
ネイティブ実行 同じマシン上の Odysseus と Ollama は 127.0.0.1:11434/v1 を使う。 Docker 用ホスト名を削除し、アプリを再起動してから短いプロンプトで試します。
  1. アプリの起動確認、Ollama の API 確認、モデルタグ確認を順番に進めます。
  2. 設定変更は一度に一つだけ行い、成功したエンドポイントを記録します。
  3. このページの意図を、関連するセットアップガイドと分けてください。

Odysseus AI Ollama設定 FAQ

Odysseus AIがDocker、Ollamaがホストなら、まず http://host.docker.internal:11434/v1 を試します。届かない場合はモデルを変える前にOllamaのbindingとDockerネットワークを確認します。

providerがOpenAI互換形式を要求する場合は /v1 を含むbase URLを使います。公式のprovider形式に合わせ、入力したURLそのものをテストしてください。

いいえ。この構成ではOllamaは別のモデルサーバーです。Odysseus AIは接続しますが、コンテナ内でOllamaを起動するわけではありません。

Odysseus AIとOllamaをWindowsでネイティブ実行するなら、まず http://127.0.0.1:11434/v1 を試します。OdysseusがDocker、Ollamaがホストにある場合だけhost.docker.internalを使います。

Ollamaが応答しても、モデルをpullしていない、またはtagが一致しない場合があります。ollama listでtagを確認してからOdysseus AIのモデル欄を見直します。

通常は別々です。Ollamaはモデルサーバー、Odysseus AIは接続するworkspaceです。それぞれを起動してから接続を確認します。

公式情報と参考リンク

  1. Odysseus AI公式GitHubリポジトリ - Docker、Windows、Apple Silicon、Ollama endpointに関する案内です。
  2. Ollama APIドキュメント - ローカルモデルサーバーAPIの動作です。
  3. Docker Desktopネットワークドキュメント - host.docker.internalを使ったホスト接続の動作です。

関連するOdysseus AI設定ガイド

最終更新日:2026年8月13日

Odysseus AI Wiki に戻る